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駆け出しWebエンジニアのブログ

「なぜプログラマはあなたの事が嫌いなのか」を読んでみた

megamouth.hateblo.jp

プログラミングという作業は、原則、単純作業ではない。

「そのくらい簡単だろ」「所詮プログラマの仕事」「プログラムは卒業した」
プログラマを傷つける言葉はわりと日常的に飛び交っている。
抽象的なシステム仕様からでも簡単にプログラム仕様を作れる時代はとうの昔に終わった。
偉い人にはそれがわからんのです

システムを完璧にすることに関して不平を言うプログラマはいない。それが彼らの仕事である。
だが、それはあくまで最終納品物を使ってくれるエンドユーザーの為であって、あなたや誰かの尻拭いのためにしていることではないのだ。

エンドユーザーからの要望は何故かプログラマの手に届くまでに負荷が増幅されることがある。
安請け合い・連絡遅延・無茶振りなどにより、必要以上の負荷がプログラマにのしかかる。
負荷を増幅させる仕事ってお金もらえるんですか?

彼らが、正直にあなたに恨みつらみを述べることはない。「キャリアパス」がどうとか「家族との時間が」というような月並みの理由を述べて彼らは去っていく。彼らは心底あなたや会社に呆れ返っているので、もはや議論すら拒否しているのである。

退職するプログラマはおそらく本音を言わない。
彼らが辞めるときはもう議論する元気も会社への信頼もほとんど失っている。
このことに気づかないまま、やがて会社からプログラマが1人もいなくなる日を迎えるかもしれない。

教訓:同じラベルが付いた仕事だからと言って、自分が過去にやった仕事と同質だと思わないこと。