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駆け出しエンジニアが興味を持ったことを落書くブログです。

「まず隗より始めよ」 by 中国の故事

まず隗より始めよ  
中国の故事

会社の大先輩がよく口にしていた言葉。最近以下の記事で見つけて思い出しました。

medium.com

解説

「隗」とは、中国の戦国時代の人物、郭隗のこと。
どうすれば賢者を招くことができるかと燕の昭王に問われたときに郭隗が、「まず私のような凡人を優遇することから始めて下さい。そうすれば優秀な人材が集まってくるでしょう」と言ったという、『戦国策・燕』にある故事に基づく。
「隗より始めよ」「賢を招くには隗より始めよ」とも。

※解説は 先ず隗より始めよ - 故事ことわざ辞典 より引用

感想

人事の採用でも同じく社内にいる優秀な人材を高く評価することで、 より優秀な人材を採用できるチャンスが生まれるという例で紹介されていました。

転職先を探している際に、優秀なエンジニアの方がいる会社は大変魅力的でしたが、そのエンジニアの方があまりよい待遇ではないと知ったときは、「あんなに優秀な方があの程度の待遇ならば、自分は果たして生活していけるのだろうか?」と疑問に思うことが多々ありました。

特にベンチャーは立ち上げ初期の資金が潤沢ではない時期に、優秀なエンジニアが低待遇でも協力してもらえることが多く、そのままの勢いで成長期を迎えてしまうと優秀なエンジニアが採用できずに悩むことが多いと聞いたことがあります。

「まず隗より始めよ」の故事に習うことで、改善される採用問題もあるように思います。

おまけ

この故事では、馬の骨を大金で買ってきた側近の話も紹介されています。 こちらも大変面白い話なので、おまけで載せておきたいと思います。

「昔の君主で、千金(もの大金)を側近に持たせて、千里の馬を買いに行かせた方がいました。(ところがその側近は)死んだ馬の骨を五百金で買って帰ってきたのです。
君主は怒りました。その側近が言うことには、
 
『死んだ馬の骨でさえ、(我々は五百金もの大金を出して)買ったのです。生きている馬ならなおさら高く買うに違いない(と周りの人は思うはずです。)千里の馬はすぐにもやってくるでしょう。』
 
一年もたたないうちに千里の馬が三頭やってきました。王様がどうしても賢者を招き入れたいとお考えならば、まずはこの隗から始めてください。(そうすれば、)この隗よりも賢い者がどうして、千里の道を遠いと思うでしょうか(いや遠いとは思わずに遠方からこの国に仕官しにやってくるはずです)。」と

※おまけは 『先従隗始/先づ隗より始めよ』(燕人立太子平為君〜)書き下し文・現代語訳・口語訳と文法解説 / 漢文 by 走るメロス |マナペディア| より引用