疑問
日本の企業はなぜエンジニアの給与を上げないのか?
仮説
- 上げなくても応募が来るから
- 上げるだけの売上がないから
- 単に上げる気がない
- どれくらい上げればよいか分からない
上げなくても応募が来るから
自分の周りではエンジニアの応募が来なくて困っている会社も多いが、 今いるエンジニアにシワを寄せればなんとか切り抜けられる程度であり、 そこまで緊急事態ではなさそうに見える。
それにエンジニアがいなければ、ゆっくりシステムを作ればいいだけ。 すごい勢いで成長する競合が居れば焦りもするだろうが、 依然としてガラパゴス気味の日本ではそうそうグローバル企業に潰されることはなさそう。
上げるだけの売上がないから
これはちょっと情報が足りないからまだよく分からない。
GDPはまだ世界第三位のようだが、ニュースだけ見ると依然として不況らしい。
単に上げる気がない
上げる価値があると思っていないパターン。
そもそも日本人にとってエンジニアは高給取りという印象がないように思う。
どれくらい上げればよいか分からない
元記事でも書かれている通り、エンジニアを評価する方法がわかる!と自信を持って言える企業は少ない。 私も全くわからない。
まとめ
要するに「給与を上げなくも今んとこ困っていないから」だと思う。
エンジニアがボイコットしたり、応募が来なくなったりしてないから。 少ないとはいえ、なんとなく人来るし、人少なくてもビジネスにそこまで影響しないという実感がある。
裏を返せば、エンジニアがいないために会社が潰れるレベルの大惨事が起きれば、当然給与は上がる。 今回のファーウェイの件がきっかけで、グローバル企業がたくさん日本に進出してエンジニアを根こそぎ囲ってくれたりしたらいいですね。
個人として何をすべきか
社会の仕組みはおいておいて、個人としては「英語」を習得して外資なりグローバル企業なりで働くことを目指すのが得策。
この流れができてくれば、英語習得環境も整うし、国内企業も焦って給与上げてくるのでは?という甘い展望は見えた。
追記
そもそも日本のエンジニア技術力低すぎる人多すぎ問題もあった。
転職のときの何回かFizzBuzz書かされて、何の意味があるのか思ったけど解けない人いるらしい。(会ったこと無いけど)
競プロ勢には衝撃だと思うけど、日本の全職業プログラマの1/3はfizzbuzzを自力で書けないと思う
— prd_xxx (@prd_xxx) 2018年2月21日
職業プログラマには文系出身者もかなりの割合を占めるし、未経験で入門した人はmod(剰余算)をまず知らない。
案件の巡り合わせによってはそのまま3〜5年modを使わずにプログラム書いてることもありえる。