リチャード・ワイズマンの動画
以下の動画は、説明なしで観た方が楽しめます。 なお、無音でも視聴可能な内容です。
この動画は、イギリスの心理学者 リチャード・ワイズマンが作ったものです。 人が持つ経験や知識を逆手にとって、遠近感や大きさの感覚を騙すことに成功しています。
このように、人は知識や経験による先入観を持つことがよくあります。
デザインにおける先入観の利用
デザインにおいては、この先入観を利用して、ものの距離感や大きさを表現することもできます。
一例として、山が見える風景写真では、遠い山が薄い色で、近い山が濃い色で見えます。
これを利用すると、色の濃淡でイラスト内での距離感を表現することができます。
逆に近い山を薄く、遠い山を濃くするなど、ユーザーが持つ経験や知識に反する表現すると、 ユーザーによっては違和感を感じてしまう可能性があります。
まとめ
ユーザーが持つ先入観に逆らわないようにデザインするのが基本です。
おまけ
最初の動画を作ったリチャード・ワイズマンはデザインの専門家ではなく心理学者で、超常現象を疑問視する研究でも有名な方です。
今回の動画も先入観での見え方の違いを通して、超常現象への疑問を提起しています。