ポモドーロって何?
集中力を持続するためのメソッドとして有名な「ポモドーロ・テクニック」のこと。 タスクを細分化し、25分集中して5分休憩を繰り返すというシンプルなメソッドです。
ここで気になったのが、休憩時間をどうやって使うか?ということ。 休憩時間を無視して作業したり、気分転換できないような使い方をしてしまったりしては、ポモドーロ・テクニックの効果は発揮されません。
そこで、個人的に有効だと思う休憩方法をまとめて見ようと思います。 当然に人によって何がリフレッシュになるかは違うので参考まで。
休憩のパターン
- 気分転換に違うことをしてみる
- 集中力を使わないことをしてみる
- 集中を阻害するものをなくす
- 集中するために必要なものを追加・補充する
実践例
1. ぼーっとする
ポモドーロ・テクニックの休憩として真っ先に思いつく休憩方法。集中力を消費せずに気分転換ができるので一番オトクな感じがします。
しかし、例えば会社でポモドーロ・テクニックを使ってみる場合など、25分毎にぼーっとしていると周囲の目がストレスを生み、気分転換どころか逆に疲れてしまう人もいるのでは。
2. 散歩
気分転換の王道である散歩。座りっぱなしな仕事の人には健康維持効果が期待でき、ちょっと自販機まで行ったり、階段を昇り降りしてみたり、やり方次第で簡単に取り入れられます。
また、スタンフォード大学の研究で座るより歩く方が平均60%もクリエイティブな能力を向上させることが明らかに なっており、クリエイティブな仕事ではより効果を発揮します。天才と呼ばれる人たちの中に散歩を習慣にしていた人がいるのも魅力的な実績です。
ぼっーとするのと同じく目的がないまま頻繁に散歩していると、ちょっと周りの目が気になるところに工夫の余地あり。
3. 飲み物を飲む
イースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学の研究者たちは、知的作業に集中する前に約0.5lの水を飲んだ人は、飲まなかった人と比べて、14%反応時間が速くなることを発見した。
出典: 水を飲むと脳が活性化する:研究結果|WIRED.jp
まず、水を飲むと30秒後に血液に届き、そして、1分後には脳に届きます。
つまり、水が一番先に行き着くのは、体にとって一番重要な脳なのです。
出典: 水と脳の活性化
水分不足は集中力を妨げる要因のひとつ。常に手元に飲み物があるような状態が望ましいと思います。ついでちょっとした散歩もできるといいですね。
ちなみに、糖分やカフェインの過剰摂取を避けるため、私は水をメインに水分補給をしています。特にミルクコーヒーはカロリーも高いので、メタボが気になる方は取りすぎ注意です。
4. 仮眠
少しハードルが高くなるかもしれませんが、仮眠は最も理想的な休憩だと思います。
いつでも仮眠OKという会社はあまりないと思いますが、休憩がある程度自由に取れる職場なら場所さえ確保できれば無理ではないと思います。 私は集中力がかなり落ちたと思ったタイミングで、会社にある休憩所に行って5〜10分程度の仮眠を取っています。
5. 思いっきり遊ぶ
こちらもちょっとした休憩では集中できないくらい疲れたとき向けです。
15分など長めに休憩時間を取って、本気で楽しむととてもリフレッシュになります。 といっても職場に卓球台があるような会社は少なく、できることが限られているのが難点ですね。 ゲーム好きな人はスマホでゲームをするという手もありますが、あまり熱中すると返って疲れることも。。。
ぜひ全ての職場に卓球台を!(
6. メールをチェックする
一転してまじめ路線。気になって集中しづらいような急ぎのメールは休憩時間にさっと返信できると理想的です。
短い時間でメールを書くため、効率化が自然にできるというメリットも。
7. 振り返る&予定を立てる
直近の25分でやったタスクを振り返ったり、次にやる仕事をイメージしたりするのもよいと思います。
虫の目から鳥の目になることでリフレッシュができ、次の作業の効率も上がります。
参考
おまけ
おすすめしない休憩方法
- 本格的な振り返りや計画
- 時間がコントロールしづらい相手との雑談
- 頭を使うゲーム
- 全力疾走など汗を大量に書く運動
- その他、集中力を消費したり、その後のタスクに支障が出るもの